蚊に刺される

朝、畑で写真を撮っていると、必ずと言っていいほど蚊が寄ってくる。 出来れば刺されたくはない。 
しかし、もしもヤツが左手に止まったら(右手はカメラ)絶対写真を撮ってやろうと思っていた。
そのチャンス突然やってきた。 
本能的に叩き潰しそうになるのを、グッとこらえてカメラを向けシャッターを切る。
すぐさま確認する。 取りあえず写っている。 よし! これからが本番。 
マクロモードにして、絞りを確認して、ピントの位置を確認して、露出補正は?・・・慎重にシャッターを切る。
見れば蚊のお腹が大分赤味を帯びて膨らんできている。
次、アングルは? バックは何処が良い? 手のポーズは?・・・・あっ!

たった2枚の写真を残してヤツは、飛んで行ってしまいました。