千葉菜穂子写真展『太陽がいっぱい』

鶴岡アートフォーラムで、千葉菜穂子写真展『太陽がいっぱい』を観てきました。


サイアノタイプという古典的な技法でプリントされた大型の作品群。
不思議な作品たちでした。
写真は、記録の道具として優れています。
しかし、それを、記憶する道具のように使った作品群。
更に大きな作品にした事で、それは彼女の記憶にとどまらず、まるで私がそこに立って見た記憶のような錯覚におちいってしまうんです。
優しくって、ちょっと不安げで、ふしぎな作品でした。

千葉菜穂子写真展『太陽がいっぱい
鶴岡アートフォーラム
2011.07.23→08.21(日)