たい焼のあんこはしっぽまで・・・

1月8日、遊佐町で料理撮影の仕事をさせて頂いた帰り、思い出のたい焼屋へ。 遊佐町京田? 本間新聞店さん向かい。


「たい焼」という赤いのれんと、小松種物店という看板だけしかない店先。

甘さ上品。あんこはしっかりしっぽまで。

こんなに美味しいのに、インターネット上に情報が見当たらない。
好いんです。酒好きの私ですが、2匹は間違いなくいけちゃいます。
いや、たぶんそれ以上いけます。
あんこ(粒あん)が、上品なんです。
しっぽまであんこが、ちゃんと入っているんです。
好き嫌いはともかくとして、そこらのたい焼とは絶対ちがいます。
1個 100円。 一回は食べる事を、自信を持ってお勧めします。

僕が高校生の頃、この店によく通っていた。
当時は「おやき屋(粒あんだけ)」。 今で言う大判焼き屋。
記憶では、年中「おやき」があって、温かい麦茶が自由に飲めて、夏だけカキ氷が加わって、店の1/4位が種物のスペースだったような・・・おかぁ〜ちゃんは、京塚 昌子さんのようだった。

同じ学年に「みよちゃん」っという可愛い子がいて・・・
「みよちゃん」は、同級生何人かの共通のマドンナで、放課後よくここに来て「おやき」を食べながら「みよちゃん」話題で盛り上がっていた。
その時、写真の手の主はまだ中学生で、店先から帰って来て奥の居宅に上がって行くんだけど、たぶん、なんにも言葉を交わさないで・・・
あの頃から40年以上経っているのに、なんか今でも照れくさい。
この日も、2〜3ふられた会話に返事をした位で帰って来てしまいました。