友江フキ

昨日、大山コミニティーセンター写真講座の帰り、在来野菜「*友江フキ」の事が頭に浮かんだのでちょっと寄り道してみました。
鶴岡市大山、阿部次郎佐衛門さん宅を訪ねるのは2年ぶり。
時期的には収穫は終わっているはず。
更に今年は温かで畑の物が10日から2週間も早まっている。
挨拶もしないまままず畑へ・・・「残っている・・・!」
改めて玄関から「こんにちわ〜」
聞けば、今年は収穫が早まってもう終わっているはずなんだけど、知り合いに頼まれて少し残してあるんだと・・・
ここで私厚かましくも、「**ひとがだけ、譲ってもらえませんか・・・」とお願い。
お昼ご飯の途中だったかも知れない則子さん、「ちょっとまで〜ぇ 」って畑に出てくれました。


則子さん、「本当は、日中はフキがぐったりしているから収穫しないんだけど、今日は曇っていて案外シャンとしているから」と、収穫し分けてくれました。


この大きさ、カッコいいです。


茎の穴が大きいのも特長。長けは2m近くになることもある。


夕飯のテーブルに、『ピリ辛な友江フキ煮』が加わりました。
爽やかなフキの香、シャキシャキな食感、醤油、かつお節、一味、ピリ辛でご飯にも酒にも好いんです。

生の友江フキを八百屋で見る事はないけれど、来年もこんな光景があって欲しいと思う。

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「*友江フキ」山形県鶴岡市大山友江地区で栽培されている在来野菜。
昔は集落の中を流れる大山川の川沿い一面で栽培されていたそうだが、河川改修により川沿いの栽培地は無くなり、その時屋敷内に移植した自家用を少し見ることは出来るが、ある程度まとまった面積で栽培しているのは2軒だけになってしまっている。
(食の都庄内)
http://syokunomiyakoshounai.com/ingredient/ingre-02/008.html
農業共済新聞/NOSAI山形)
http://www.yynosai.or.jp/kyosai/post-62.html

「**ひとがだけ」庄内弁=家族で食べる1食分