東海林晴哉の写真データ整理_1

撮影したデータをどう整理、管理するか、みんな悩んでいるんじゃないでしょうか?
写真講座などでよく質問されます。
で、自分の整理の仕方を書いてみます。

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撮影は、ほとんどRAW撮影ですが、コンパクトデジカメなどはJPGでも撮影です。

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撮影したデータは、コンピューターに取り込むわけですが、全て外付けHDDで管理します。
そして、写真データを入れる外付けHDDには、OSやアプリケーションは入れません。

ディスクトップは、こんな感じに外付けHDDのアイコンが並んでいます。

例えば今日撮影した「雪うさぎ」の写真データは、「HDD_2_RAID セット 1」の中の「ピクチャ_晴哉」の中に「RAW20161231雪うさぎ_青柳町」とファイルネームを付けて取り込みます。

「HDD_2_RAID セット 1」の中の「ピクチャ_晴哉」の中に取り込まれた「RAW20161231雪うさぎ_青柳町


RAW現像します。

「HDD_2_RAID セット 1」の中にできたJPG or TIFFデータのホルダーには「雪うさぎ161231青柳町」と名前を付けます。

「RAW20161231雪うさぎ_青柳町」は、「HDD_1_RAW-1」にコピーします。

「HDD_1_RAW-1」は、RAWデータだけが日付順に並んでいます。

JPG or TIFFデータのホルダー「雪うさぎ161231青柳町」は、「HDD_1_DATA-102」にコピーします。

「HDD_1_DATA-102」は、項目(タイトル)があいうえお順で日付順に並んでいます。

JPGで撮影したコンパクトカメラなどのデータは「素20161231門松_青柳町」などと名前を付けて一度「HDD_2_RAID セット 1」の中の「ピクチャ_晴哉」の中に取り込みます。

ここで、ピンぼけやブレなど、明らかに失敗した写真は捨てます。

そして、「素20161231門松_青柳町」は、「HDD_1_RAW-1」の中に作った「素2016」フォルダーにコピー。

更に、「HDD_1_DATA-102」にも「門松161231青柳町」と名前を変えてコピーします。


「HDD_1_DATA-102」の中は、「自然_風景_くらし_庄内」とか「人」とかの大別フォルダーがあって(作って)、そこに分別格納します。


天神祭が撮影日順に並ぶ)

鳥海山が撮影日順に並ぶ)
ここまででデータは、3器の外付けHDDにあります。
1、「HDD_2_RAID セット 1」
2、「HDD_1_RAW-1」
3、「HDD_1_DATA-102」

1はREID構成になっていて、作業はこのHDD上で行います。
2はRAWデータとJPGの素データ格納用。
3は作業は終わって当面使わないデータを格納(画像データベース)。
2と3にコピーしたら1のデータは消します。
2と3は、通常電源を切っています。

G5_Temporarybackup_1001
G5_DATA_1002
は、仕事上で消えたら本当に困るデータを「HDD_2_RAID セット 1」に取り込んだ時にこっちにもコピーしておきます。データは満杯になったら納品が終わって不要になった物から消していきます。(人為的ミスで作業中のデータを消してしまった時用)

2と3のHDDは、バックアップソフトを使って更に別の外付けHDDにバックアップします。

フォルダーネームを同じ法則で付けることは、重要です。
フォルダーの中にフォルダーを作るのも、できるだけ浅くなるように。

だいたいこんな感じかな・・・