アフリカの色彩/東海林美紀

東海林美紀さん(鶴岡市藤島出身)の写真展を見に、致道博物館に行ってきました。
”今まで見ていたギラギラした色彩と乾いた空気のアフリカ”とか、”暴力的に切り取られたアフリカの断片”のような写真とは少し違う、湿り気を帯びた原色、彼女がその被写体の前にいたゆっくりな時間を感じる、ステキな写真でした。
彼女が訴えたいアフリカの現状もそこにはあるのでしょうが、展示されている写真に囲まれていると、素直で優しい眼差しや、彼女の思考や姿勢や関係を妄想*している自分がいて、つい、長居したくなるステキな写真展でした。
額装などの飾りを排したシンプルな写真の展示も、だからこそストレートに彼女の見た眼や、彼女の考えている世界が妄想*できて、好きな写真展でした。
写真展は6月29日までなので、時間を見つけてもう一回は行きたい! なぁ〜
(=⌒▽⌒=) ニャハハハ♪
それから、会場に居らした東海林美紀さんと、少しだけ写真やカメラの話をする事が出来たのですが、すごくステキな方でした。

(*彼女が考える世界と、私が写真から感じた世界は絶対イコールであるはずが無いし、確かめたわけでもないので想像と言うよりも、きっと妄想だと思う。)

(写真は、この写真展のパンフレット原版A4縦長をかってにトリミングして、かってに掲載しています。)