焼き畑の戦士たち 2012.08.10 山形県鶴岡市田川

鶴岡フォトスクワット 第1回 グループ展 「写視点」

日時:2012年9月2日(月)〜9月8日(土)
   *2日 <13:00-18:00>
   *8日 <18:00-21:00>フォトパーティー開催

場所:IDEHA Creation
   鶴岡市山王町11-18(山王神社向かい)

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「鶴岡フォトスクワット」は、
鶴岡市在住のプロ・アマ問わず若手を中心とした写真家たちが集まった集団です。

今回は、「鶴岡フォトスクワット」からの、ご挨拶代わりの写真展です。
それぞれの視点を写した写真を「写視点」と題して、展示します。

出展者15名
ABE TSUBASA/ANZAI AKIKO/INADA AKINO/IGARASHI MAI/
IGARASHI MAYA/ITOU MIKA/KANEKO CHIE/KASUYA NAOTO/
KIKUCHI KATSUHARU/NARITA MAYUMI/R/SAITOU MIZUHO
SHOUJI MAKI/MIURA TAKEHIRO/TOUKAIRIN HARUYA

若手とは言っていますが、実は平均年齢をグっと上げる者も何人か参加しています。
私もその一人ではありますが・・・

今回ひとりが使えるスペースは、60cm×90cmのボード1枚。
その中に、各々の視点で捕らえた世界が展開されます。

私は、『焼き畑の戦士たち』と題して、
山形県鶴岡市の在来野菜「田川カブ」を、焼き畑で栽培する人たちの記念写真を展示します。

なぜ記念写真なのか!
昭和20年代、30年代の写真を見ると写真は特別な物で、記念写真を撮るともなれば撮られる方と撮る方の間に、ある意味緊張した空気が漂った気がします。
しかし、現在は誰でも簡単きれいに写せるデジタルカメラや、ビックリするぐらいきれいに写るカメラ付きの携帯電話などが普及したおかげで、撮られる側と撮る側の間には和やかな空気が流れ、緊張などする暇もない内に写真が写されてしまいます。
さらに、ややもすると写真は、その場で加工されブログやfacebook等で公開。
やがて溢れる情報の中に埋没してしまうことも・・・・
仕方ないですか?

私は、撮られる側と撮る側が、ちょっとだけ緊張した写真が好きです。
それは、日常の空間にある特別な時間です。


『焼き畑の戦士たち』 山形県鶴岡市田川にて 2012.08.10 AM4:21