庄内の在来野菜「からどり 赤茎系」荷姿に惚れて衝動買い。

エーコープふじしまの地元野菜を売っているコーナーを覗いた時、この荷姿、このデザインセンスに一目惚れしてしまいました。
今まで見て来た赤茎系のからどりは、5〜6本の乾燥させた葉柄をなんとなく袋に入れた状態で売られている事がほとんどでした。
でも熊木さんのこれは、意思を持って太い柄と細い柄を組み合わせ丸くデザインしています。
こんなに手間を掛けたからといって売価が著しく変わる訳でもないと思うけれど、こういう熊木さんのデザイン心、大好きです。


山形県藤島産 ジギイモ(からどり芋)の柄

庄内の在来野菜「からどり芋」には、葉柄が緑の青茎系と、葉柄に赤の色素が入る赤茎系があり、概ね最上川を境に北側では青茎系、南側では赤茎系が栽培されている。
そして国道47号線を挟んだ余目、立川地区では少し入り組んだ栽培エリアになっているが、その栽培エリアはこれほど交通や情報が容易に行き交う時代になっても60年ほど前と、ほとんど変わっていないのはおもしろい。