トチの実が、とち餅になるまでのいろんな過程の写真。
山形県鶴岡市行沢、とち餅加工所「トチの実会」に協力してもらい、トチの実が、とち餅になるまでのいろんな過程の写真を撮影中。
トチの実はアクが強く、栗のように蒸したり焼いたりした位では、とても食べられるものではない。
適切に灰汁抜きしたトチの実でさえそのまま口に入れたのでは、「ビリッ!」っと刺すような刺激が舌から脳天を直撃する。
しかし、とち餅にするとその刺激は消え、食べれば何とも心地良い香が口腔を満たす。
左、皮を剥いた渋抜き前のトチの実 / 右、渋抜き済み渋皮付き
トチの実の状態、灰の樹種、気温、寝かせの状態などで、渋抜きしたトチの実の色や味が微妙に変わる。
とち餅加工所「トチの実会」のとち餅は、こしあん
自家製のとち餅を作る。
撮影に使った渋抜きしたトチの実は、ミキサーで粉砕。
裏ごしして餅粉に混ぜ、練ってレンジでチン。
粒あんをくるんだとち餅で、おいしくいただきました。